虫歯とは、原因である菌(ミュータンス菌)が出す『酸』により歯の内側から成分であるカルシウムやリンなどのミネラル成分が溶け出すことです。
歯から溶け出したカルシウムやリンなどの成分が、唾液による自然治癒により、もう一度歯に戻ること。
*穴のあいた虫歯は元には戻りません。
歯の表面では、食事のたびに脱灰と再石灰化が行われています。再石灰化の時に、フッソも一緒に取り込むことにより、酸に溶かされにくい強い歯になることができます。
※パッケージに「フッ化ナトリウム」の記載があるもの
小学生のお子さんは約1cmで十分です
※仮に飲み込んだとしても急性症状の量には及ばないです
長期間、過剰にフッソを摂取した場合に生じます。
永久歯の石灰化時期は、生後間もなく〜4・5才頃、
フッソによる斑状歯のリスクが高いのは2〜3才頃までです。
フッ化物洗口は、うがいと吐き出しのできる4〜5才以上の子どもが行うため、リスクは低いです。
1回のフッ化物洗口法は1日平均0,2mmg程度 (紅茶・ウーロン茶に含まれる1〜2杯分と同程度)
ですので過剰摂取になることはありません。
キシリトールは、天然の代用甘味料です。冷涼感があり後味の切れが早く。
砂糖成分のスクロースと同程度の甘みを持ち、カロリーも4割程度低いです。
虫歯の原因菌である、ミュータンスが糖を発酵させ作る酸により、歯が溶けるます。
キシリトールは酸を産生しないのでう蝕予防効果があります。
ガムやタブレットにより、う蝕予防に一定の効果は認められるが、
う蝕の治療・再石灰化は認められないです。
キシリトールは従来の予防のプラスα的要素が強いです。